空洞

Hearthstone(ハースストーン)の話など。雑記もあります。

宝石の煌きをBGAで100戦やった結果と感想【Splendor】

宝石の煌めきがBGAに出たということで、プレイした結果と感想を記録。宝石の煌めきは短時間かつルールは単純だけれどパターンが多くて楽しいので好き。

これを書いている人間はボードゲームでカジュアルに遊んだことがあるけれど真面目にプレイを研究したことはなく、DCGをひと昔前にチーム所属プロとして競技的にプレイしていた人間という前提で。

 

結果

100戦63回1位。5/18時点でランキングは世界10位、日本2位。

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 たぶんすぐに落ちるだろうけど、もう少し全体のレートが上がったらまたプレイする予定。

 

感想

ちょっとやって結局どのカードを効率よくとるかという部分がゲームを決めると感じたので、とりあえず全カードをスプレッドシートにまとめて点数効率を考えた。

基本的に初心者は貴族タイル狙いがちであることがわかったのと、とれてしまうレベル1カードをとる人が多いのでそれは放置してても問題ない。あと上位勢とプレイするときは全力で邪魔し合う形になるからゴールドトークンの読み合いが深い。

色々な戦略を試した結果、一時的にかなり負けて3位も引いた。結局ハイバリューのレベル3で平均打点を高めつつ、レベル1の1点はほぼ捨てつつ、点数効率を高めるに尽きる。結構細かいポイントはあって、レベル1キープもコストを払うターン管理として結構する。用語の解説はまったくしてないけれどゲームを知っていれば何となくわかると思う。

BGAのランクマッチは初めてやったけど、勝ち確で相手が最終ターンでRage quitしたときでもレート上がらない仕様だけなんとかしてほしい。あとはどうしてアリーナ(ランクマッチのこと)が3人戦なのか理由がわかった。

 

3人戦がベストな理由

2人戦の特徴

簡単な詰将棋かつ運の要素が強い。妨害が簡単かつ単純で、めくられるカード量が少なくカードめくりによる運の要素が3人戦より高い。またナッシュ均衡のような膠着状態が退屈。ほとんどやっていないので…でも2人戦やるなら2人用の別ゲーやったほうが楽しいかなといったところ。

4人戦の特徴

複雑かつuncontrolableな局面が多く、他人の行動に左右されやすい。やりこんでいるplayer間で1位を取るには妨害よりも自分の利益を優先するしかない。めくられたハイバリューカードをとれる可能性は低く、運の要素は3人戦よりも高く感じる。あと待ち時間が長くなりやすい。

3人戦の特徴

3人戦は単純すぎず複雑すぎない局面が多く、かつ妨害が2人に対して有効でない場合自分のバリューが低くなりやすい。状況のコントロールも比較的効く。ただ3人の中で1人だけ初心者の場合、自分が1位をとれる可能性が不安定。必ず上級者のどっちか1位にはなるけれど、相手2人が中級者のときより安定しない。

 

次は初心者向け攻略記事を書こうかな。自分で探すのも楽しみの一つだから、ギャンブルッ!みたいにマフィアに拉致されて宝石の煌めきで勝たないと殺されるときに見たほうがいい。