空洞

Hearthstone(ハースストーン)の話など。雑記もあります。

幸福なお金の使い方

お金の使い方の見直し、行動経済学をもとに。

 

1.経験を買う (Buy Experiences):
物質的な買い物より経験的な買い物。
2.ご褒美にする (Make It Treat):
慣れると幸福感は薄れる。中断して制限するなどして希少性を高めると感謝できやすい。
3.時間を買う (Buy Time):
わずかでも他の人のために時間を費やすと、自分の生活により多くの時間があるように感じ、心の余裕が生まれる。今ある時間の中で、もっと幸せに感じる方法を考えよう。
4.先に支払って、後で消費する (Pay Now, Comsume Later):
そうすれば遠い将来のこと(通常は明るい希望を抱くもの)を考えるようになり、幸福のために賢く采配を振るうことができる。
5.他人に投資する (Invest in Others):
たとえ少額でも、義務感からであっても、幸福感を得られる。しかも、心身の健康にプラスの効果がある。他人とのつながりを深めるような方法だとなお良い。

 

より詳細に検討してみよう。

私たちがこれまで話してきたことから考えると、どんなタイプの経験でも、

払ったお金に対して最も大きな喜びを得られるのはおそらく次のような

4つの基準を満たすものでしょう。

・他の人々と交わることによって、社会的なつながりが生まれるような経験。

・この先何年にもわたって楽しい気持ちで繰り返し語ることができる

 思い出話につながる経験。

・あなたが感じている自分という人間、あるいはあなたがなりたいと

 思っている自分像に密接に結びつく経験。

・他の選択肢と簡単に比較することができないめったにないチャンス

 を与えてくれる

本を読む、ゲームをするなども大切な体験に分類できる?

 

ワイズマンらはまず被験者を集めると、彼らに自分自身の運の良さを尋ねた。これによって被験者は「運がいい」「運が悪い」「どちらでもない」の3つのグループに分類された。次にワイズマンらは数年間かけて、このグループ間の違いを探し続けた。日記をつけてもらい、インタビューを行い、テストや実験を実施した。

この研究でワイズマンは重要な成功要因を発見する。運のいい人たちは「運の強力なネットワーク」を作り、維持しているのだ。

運のいい人達は、出会った人々と強固で長続きする人間関係を形成するのが得意だった。運の悪い人達と比べて、ずっと多くの友達や同僚と密に連絡を取り合う。この友達ネットワークは何度も彼らにチャンスを与え、人生の機会を発展させるのに役立つのである。

ガチャで目当てのものを入手する確率は、回せば回すほど高まる。人生における幸運も同じことなのだ。友人と会話を1回するたびに、あなたは人生のガチャを回しているのである。

 ※骨しゃぶりより。

 

一番いいのは、自分が幸せを感じた時間を記録することだ。
記録を読み返せば、一日に感じた幸せ、長い窓※で感じた幸せを明確に再確認できる。

 

※今という範囲に含められる「今」のこと。詳しくは別の記事で執筆予定