良い環境とは、居心地の良さで決まるのではない。目的を達成するのに最適な場所のことだ。
縦軸:心理的安全性
横軸:要求されるレベル(自分にとって)
4象限で表現されることが多いが、第1文でシンプルに言い表せる。
居心地の良さそのものが目的であるならば、その目的を達成する目標を居心地と定め、その最大化を目指せばよい。
要するに、自分自身の目的が明確でない場合、環境を変えることで必ずしも改善されるわけではない。もちろん、現環境が良くないと感じているのであれば放浪するのも手段としてはありで、偶発性に身を任せるのも良いのかもしれない。
しかしながら、どこを目指しているのかわからないと、それが良くなったのか、悪くなったのかもわからないだろう。
でも、なぜリタイヤを待つ必要がある?
スキーがやりたいなら、今雪山に行けばいい。
歳をとって足腰が弱るまで待つ必要は無い。
サーフィンがしたいなら、今海に行けばいい。
わざわざ海のない街に住み続ける必要は無い。
田舎に住む家族と一緒にいたいなら、今引っ越してしまえばいい。
何時間も離れた町にいる意味なんてどこにもない。
これからは働きながら好きなことをやる時代だ。
歳をとるまで待つ必要は無い。好きなことをやれる環境で、仕事と趣味を両立すればいい。
何十年も先のことを待ち続ける人生に、何の意味がある?
「強いチームはオフィスを捨てる」より