空洞

Hearthstone(ハースストーン)の話など。雑記もあります。

不正/炎上と業界に戻れる/戻れない問題

ゲームで不正をしたり、悪行を働くと処罰をされる。

そのなかで、これはしちゃだめなのか? 復帰は謝罪しても難しいのか?など、

その線引きは曖昧であるように感じる。

なので、このパターンは戻れる、戻れないを線引きしてみようと思う。

 

1.プロとして活動しているゲームで、ゲームにおける不正を行う

→戻れない

・これは戻れない。基本的にスポーツと一緒で、プロフェッショナルとして(仕事として)取り組んでいるものに対して不正を行うと、そのゲームでは少なくとも帰ってこれない。同じ会社が出したゲームでもNGが出ることもある。

・ただし、ブースティングやスマーフはギリギリセーフのラインらしい。基本的にその期間はプロシーンに出られない、くらいで済む。企画だとすれば問題ない。これから先は企画の打ち合わせで行っていた、といえば通るかもしれないから言い訳として使ってほしい

 

2.配信中に誹謗中傷を行う

→戻れる可能性が高い。

・皆の記憶に残った「たぬかな」は特例。メディアにも取り上げられ、なぜか異常に(比較的長い期間)叩かれた。配信者だったらセーフでも、プロゲーマーだとスポンサーが多くダメらしい。ストリーマーにもスポンサーはいるが?

・しかしながら、基本的には反省を示したら戻ってこれる。

・発言内容、背景にもよる。強すぎる発言はアウト。

 

3.女性問題が発覚する

→戻れる

・不倫したFisker氏ですら戻ってこられているのだから、基本的には大丈夫。

人間性に問題があっても、本業には関係ないという認識で大丈夫そうだ。プロスポーツ選手でも問題ない。

・逆になぜか芸能人だとダメだったりするのは、人気商売の要素が強いからなのだろうか。昭和ー平成までは問題なかったが、令和のコンプライアンスだとダメなのだろう。しかしながら、ほとぼりが冷めたら特に問題なく戻ってくるだろう。

 

4.金銭トラブルを起こす

→戻れる

・3,4を同時に起こすようなケースもあるが、ほとぼりが冷めれば戻ってこられる可能性が高い。

 

5.反社組織とのつながりが発覚する

→戻れない

・基本的にはスポンサーが即NGを出して解雇される。

・一般的な企業では反社チェックがあり、取引先にそういった繋がりがある場合は当然打ち切られる。それと同様だ。

・プロゲーマーはあきらめてストリーマーになるしかないだろう。ただし大手イベントには呼ばれない可能性が高い。

 

 

だいぶパターンが見えてきただろう。

基本的にその人の人間性に問題がある程度なら復帰可能で、プロとして取り組んでいるもので起こすのはアウトだ

野球選手が野球賭博をしたり、力士が八百長するのがダメなのは、それに対して強い抵抗感を感じる人が多いからなのだろうか。

たしかに野球選手がスマブラで賭けをしていても何も思わないが、少年野球でやっていたらなんとなくダメな気がする。その理由はいまいちピンとこないが、「プロなのに」と思わせる行為はもっぱらNGのようだ。

 

なにか不正を働いたときに謝罪するのか、無視を決め込むのかは大衆の処罰感情を参考にするのがいいだろう。

基本的には無視を決め込んだほうがいい

謝罪するのは難易度が高く、根強いアンチが生まれやすい。初期にどんな上手く謝ったとしても、言葉尻をけなしたり、正確に文章を読み取れない人間が多く出る。

スープストックのときは逆にファンを増やすような行動だった。

炎上に対する行動は、1回のみにしよう。追加の弁明などはしないほうがよい。1発で決めることだ。

実際のところ、無視を決め込んでから時間をおいて復帰するほうが簡単である。

SNSなどを当事者が見ると不安になるだけなので、アプリを消していったんハワイにでも行ったほうがいい。