自分から不幸になる選択肢を明確化することで、それを回避することができる。
というのも「幸せになるルール」に一元的な正解はないように感じていて、人それぞれの幸福の形がある。しかしながら不幸の形は定型化されて、再現性がある。それについて記述する。
簡単な不幸のなり方
・一時の快楽に浸り続ける
・金で贅沢を買う(例.健康的でない高級な食事をとり続ける)
・他人と比較をする(例.SNSに熱中する)
・目の前のことに囚われる(例.不運に強く反応して最適でない行動をとる)
・不摂生を続ける(例.睡眠が少ない、長時間のデスクワーク)
・悪影響の強い人間関係に身を置く(例.反社会的勢力)
実際のところ、これを1つだけやったところで大したことないが、複合的にトライしてみると簡単に自暴自棄になれる。すでに自暴自棄な人間がとる行動でもあり、理由付けしてそこから逃れようとしないのは脳の構造的問題である。ある種のホメオスタシスだ。
私自身もやっていることの中毒になりやすい傾向があるが、それ単体では大した影響は出ず、生活の悪化などを意識的に防げばそれほど不幸を感じることはない。まずは自分の傾向を把握するところから始めよう。
しかしながら、完全主義や「1か0か思考」に陥る人もいるだろう。全部を忌避する必要はなく、リラックスして今を楽しもう。
また人の悩みはHARMモデルで分解可能である。
Health 健康
Ambition 夢・目標
Relationship 関係性
Money 金
誰だって程度の大小はあるが悩みはある。将来の障害となりそうな部分はどこか、明確にしておくと将来の不幸を避けられる…かもしれない。