aだからbをする、というのは至極まっとうなことだ。
論理的で、こうだからこうするという機序があり、再現性がある。正しいようにも感じる。
しかし、aなのにbをするというのは不思議な感覚がある。
損をするかもしれないし、一見正しくないし、効率的でもなさそうだ。
でも、そんなところに人間は価値や感動を覚えてしまうのかもしれない。無駄になるかもしれないし、役に立たないかもしれない。じっさいにほとんどは有効ではないのだろう。しかしながら、なにか惹かれるものがあるのだ。
今日は仕事のやる気が出ない。だからあえて外に出ようと思う。でもまっすぐいったりしないで、寄り道をしながら行こう。無駄なことかもしれないけど、何か意味があるのかもしれないし、何もないのかもしれないけれど。