春季日本予選でウォリアーが負け散らかして敗退したが、本選で使う予定だったデッキを紹介したい。というかオフライン本選にウォリアーBAN構成OTKデッキ5つ持っていく気満々でほとんどその調整しかしてなかった。オンライン予選は4日前に被せアリの3Herobanなしのよくわからないルールが発表された。完
言い訳はさておき、本題のデッキに入ろう。まずはデッキリストだ。
このデッキはリロイジェンキンスと数枚のカードによるOTK(ワンターンキル)コンボを主体としたコントロールデッキだ。といってもそれほど高コストのカードは入っておらず、序盤中盤をうまく「コントロール」するデッキとなっている。トーテムやセイヤーでゲームを引き伸ばし、盤面をとったりとられたりしながら、最終的にはコンボを決めて勝利する。
コンボ
基本コンボ
リロイ+岩穿ち×2+疾風 10マナ24点
最大コンボ
リロイ+岩穿ち×2+疾風+フェイスレス エンペラー4枚で10マナ48点
あとは臨機応変にコンボを決める。必ずしもリロイで決める必要はなく、3ターン目セイヤー、4ターン目炎を纏う無貌のもので5ターン目に疾風岩穿ち20点与えるということもままある。
シャーマンのヒーローパワーの強み
このデッキが成立する理由の一つは、シャーマンのヒーローパワーは相対的に強くなったことだ。以前はシャーマンのヒーローパワーはゴミだと言われていた。しかし、原始融合やサンダーブラフなどのトーテムシナジーが生まれ、前環境のパラディンのような無視できないミニオンとなってしまった。つまり毎ターン2点以上のアタックを代わりに受けてくれるようなヒーローパワーに変化したのだ。このデッキには地底よりのもの以外のシナジーがないが、それでも対戦相手は丁寧に除去してくれるだろう。
全体除去の脅威
ミッドレンジ以上のシャーマンには基本的に全体除去が入っている。よって対戦相手はあまりミニオンを展開したくないし、ヘルスの低い状態で置いておきたくない。展開を渋ったりすればトーテムやセイヤーでゲームが引き伸ばせるし、展開してきたなら全体除去を打てばいい。全体除去しながら回復できる神ミニオンハラジールが追加されたので、盤面を取り返しながら回復できるようになったのはかなり大きい。つまるところ環境の変化、ロウゼブがいなくなりサイレンスが減った影響が大きい。
各マッチアップについて
初手に関して、ほぼすべてのマッチアップで共通なのは終末預言者。これは絶対キープしよう。先手で2枚あった場合はマナタイドトーテムやタスカーの方が欲しいので1枚返すことが多い。
アグロシャーマン
ストームクラック、ヘックス、タスカー
全体除去は手札が良ければキープするが、極力打ちたくない。序盤からライフを減らされることを避ける。7/7にはhex。アージェントホースライダーがかなりきつい。
ミッドレンジシャーマン
ストームクラック、全体除去
地底よりのものが出てから精霊崩壊で処理したい。このデッキはヘルス5の処理がやや苦手だ。精霊崩壊して5/5並べながら借金返せばコンボまで一直線に勝てる。サンダーブラフは出てるだけならそれほど打点が高くないので我慢するシーンもあるが、ブラッドラストと乙ることも。
フリーズメイジ
マナタイド、ドレイク、エンペラー
初手は強く影響しない。コンボでブロックをはがすのではなく、コンボパーツを切りながらアレックスが出るまでに1枚は壊したい。このマッチアップに関しては黄昏の槌よりドゥームハンマーが欲しい。アレックスの対処はヘックス&癒しの波、もしくはハラジール&ストームクラック×2か。
ミラクルローグ
ストームクラック、精霊崩壊
ヘックスはエドウィンに。精霊崩壊はショニアが隠れていようと倒せる。エドウィン隠されるのが一番きついが、OTKでなければ回復が間に合う。コンボを揃えて勝つのがメインだが、勝手に相手がライフを減らして24点でこと足りる。
ズー
ライトニングストーム、タスカー
バースト型だとかなり厳しいマッチアップ。序盤はセイヤーとヒロパでターンを引き延ばして、シージャイアントとドゥームガードはヘックスで処理して、7/7や地底、コンボで決める。議員の処理と全体除去のうちどころ。儀式がきつく、ワイルドパイロを抜いたので1/1の処理が難しい。でもやってて結構楽しい。
テンポウォリアー
ストームクラック、精霊崩壊、ヘックス
このマッチアップは厳しい。あまりアーマーを増やされてしまうと負けるし、盤面を取り続けられると負ける。
ウォリコン
コンボパーツをキープ。
かなり厳しい。49点以上にアーマーが増やされると負ける。そもそもOTK型をやめた方がいい。
海賊ウォリ
無理。ハリソンとウーズ入れよう。ウォリアーはBANだ。
ンゾスパラ
かなり有利。ティリオンにヘックス打とう。
プリースト
かなり有利。特になし。
ミッドレンジハンター
ストームクラック、ヘックス
ミニオンのアタックが高くて辛い。ライオンにヘックス打ちたい。呼び声に対してハラジール精霊崩壊で返すと勝てる可能性が高い。
レノロック
ヘックス、7/7、疾風、エンペラー
先にコンボを決めた方が勝つ。その前の盤面の取り合いに7/7は有用。
テンポメイジ
ストームクラック、ライトニングストーム
クラックをウェイカーに打つ。ライトニングストームの打ち所は序盤くらいなので打ってOK。
アグロシャーマンやミッドシャーマンが流行っていればいるほど相対的に強くなる。つまり使うなら今だ。ウォリアーが流行ったら全体除去を1枚減らしてリロイコンボ抜いて強いミニオンとンゾスでも入れておけばいい。