空洞

Hearthstone(ハースストーン)の話など。雑記もあります。

米津玄師とりぶ

 

米津玄師とりぶと僕は同い年って話。そしてハチ時代から米津玄師としての現在にいたるまで、そしてりぶの活動から活動休止まで、彼らの活動をただ見ていた。大勢の人にとっては本当にどうでもいい話をだらだら書き出しておこう。同い年だしもうくん付けで呼んじゃおう。やっぱやめとこう。どっか遠くに行こう。え、僕は誰だって。僕は勝手ながら同年代として親近感を持つ小さな人間。アイネクライネ。

※公開するか迷ったけれどりぶが久しぶりに歌をアップしたので上げます。この記事は2017年8月ごろに書いたものです

 

米津玄師の話 
ゴーゴー幽霊船

 

 彼の作る音楽はたまに米津節とか呼ばれたりする。僕は音楽の専門的な勉強などはしたことがないが、まあ多くの人に刺さるサウンドイカーなのだろう。
ゴーゴー幽霊船だといろんなところに面白い音が聞こえる。
48秒ごろの右側に壊れたようなギターの音が聞こえたり、左からアッアアーと女のような声がしたりビッポッピッポッと電子音が聞こえたり、ヒッチャカメッチャカで面白いのだ。

 

2011年ごろのニコニコ生放送でルシュカらとバンドで一緒に歌っていたのが彼の外見を見た最初だろうか。高温が出なくてつらそうにしていた印象があった。ライブでもたまに調子悪いときはきつそう。歌い方も5,6年前と今ではかなり違うし、歌唱力もどんどん向上してきている気がする。

僕は何度かライブに足を運んだが、まあ段々と、愛を持ったような歌を作るようになってきたなと。愛は歌ってても、その愛が周りの認識と違うというか、彼にとっての愛はきっと呪いなんだろうと思っていたけれど、遠くに行けるようになって色んな人に会ってまた考え方が変化してきたのだろう。もう三千年間はこのまんまかと思っていたけれど、時間じゃなく出来事で人間の脳はどんどんと変わっていってしまうのだ。
僕自身も何度も考え方が変化しながら生きてきているからこそ、ブログという形態でたくさんの文章を残している。しかしながらそこには他人に見せることに対する恐怖感があり、裏では非公開記事が渦巻いている。そう考えると、彼もきっと見せたくない曲、聴かせたくない歌があって非公開にしているものもたくさんあるのだろう。そうはいっても彼の作曲ペースは異常で、2か月に1回はMV付きでUpしている。絵も描けるし踊りもする、才能が服着て歩いてる、でも長い前髪で前が見えねえってか。ちなみに僕のお気に入りの曲はメランコリーキッチン。

 

10月25日追記

www.youtube.com

いつの間にか菅田将暉と一緒に歌ったりしちゃってるよ。なんか置いてかれちゃったような、老いて枯れちゃった気分だよ。未来は想像もつかないけれど、点と点が繋がっていくんだなあ。

 

 

りぶの話

エンヴィキャットウォークぐらいで知ったかな。同い年の歌い手。歌がうまい。

浪人を1回と+1年色々あって、そこから就職。音楽活動は休止、今は社会人だろう。休学1年と大学院2年からの社会人の僕とそんなに変わらないか?

彼はピアノもギターも弾けてミックスもできるけれど、決して音楽の道を選ぶタイプの人間ではないんだろうなあと薄々感じていた。音楽とはつかず離れずの距離、友達以上恋人未満みたいな甘酸っぱい関係でいようとするタイプだな。
とはいえ大石昌良(from Sound Schedule)、沖井礼二(ex.Cymbals)、フルカワユタカ(ex.DOPING PANDA)といったアーティストと関連がある時点で愛されているんだろうけど。

 

www.nicovideo.jp

 

彼が活動を休止する前、2015年ワンマンライブに足を運んだ。肌寒くも春へ向かう、そんなころだった気もする。意外と女性ばっかりじゃなくてファン層の広さを感じた。そういえばフィギュアスケート羽生結弦選手も滑走前に彼の音楽聞いてたりするし、隠れたファンは多そう。といってもそもそも認知度が高いわけでもないし、隠れてるつもりはないけどみんなが知っているわけでもないから話さない、そんな感じだ。 
ライブは楽しかった。これが最後って雰囲気は全く出してなかったから、2年以上活動していないってのも変な感じがした。仕事が忙しいんだろうなあ、しょうがないなあと。暇なときに歌ってたりしそうだし、ひょこっと帰ってきそう。それまでは生放送を編集した君の歌でも聞いて、のんびり待つとするよ。

 

 

10月25日追記

www.youtube.com

と思ったら帰ってきました。びっくりですわ。またちょこちょこ趣味でいいから歌をあげてほしいなあと多くの人は思ってるよ。

 

 

この二人の共通点

内向的だなあって思ってるよ。米津君に関しては、宮沢賢治の詩集を持ち歩くような子だったし、昔話だけどツイキャスのコメントに切れて配信やめたり、感受性がすごく高いなと。だからこそあれだけ曲を書けるのかなと。りぶくんは食べ物のツイートばっかりで、配信とかでは自分のことぼっちって言ってるけどあんまり人付き合い好むタイプじゃないでしょ。

でも僕は内向的な人間のほうが好きだなあ。底抜けに明るいってのはいいけど、単にポジティブで脳みそマッチョ系は勘弁してくれって感じ。昔はそうでもなかったんだけど、物事に対して深く考えない人が本当に苦手だ。自分を見てなくていいからね。

同い年の二人を見てると、自分もそれなりに頑張ろうと思える。何を頑張るかって?
やりたくないこと以外だよ。

 

 

この世代はみんなBUMP OF CHICKENに影響を受けてオーイェーアハーンしたいって話もしたいけど、それはまた今度。