空洞

Hearthstone(ハースストーン)の話など。雑記もあります。

Hearthstoneサーバー問題

今回のBlizzard社ゲームHearthstoneサーバー問題の流れ(個人的見解が含まれます)

・日本はもともとAsiaサーバー(以下Asia)がデフォルト
・しかしネットゲームの慣例上Americasサーバー(以下NA)を選択、大会等もNAで開かれていた
・ブリザードがAsiaサーバーでのプレイ推奨を示唆(eスクでの日本語版発表イベント)
・しかしほとんどサーバーを移行するメリットがない(カード移行不可・大会の不在など)
・特に、日本でどっちのサーバーをメインでやっていけばいいのか困り、現行の多くのユーザーはNAを推奨
・ここでブリザード、NA既存ユーザーへの今までの購入したカードパック・アドベンチャーをAsiaで配布
・デメリットの減少、突然の実弾に混乱する人多数、なぜか恩を感じたり感謝する人も出てくる
・ヘビーユーザーにはあまりサーバー移転の影響がなくなる(どちらにも資産がある程度できたため)
・ユーザーはNAかAsiaでどちらに残るかもやもや、そして各所で議論(不毛)←今ここ


こんな感じじゃないでしょうか。NA:Asia:どっちでもいいけど早めに統一してくれ=2:1:7ぐらいに見受けられます。

問題の根幹は「将来的なユーザーの分断であること」で、それをうまく隠したブリザードのテクニックに惚れ惚れしますね。アンケート調査の心理学でも、先に報酬を渡した方が答える人数が増えますね。基本ですがゲーマーには効果ありすぎました。
さて、現在はどちらに残るかが問題になっていますが、今後の問題の方が重要です。

①日本国内の有名大会は、どちらのサーバーで開催されるのか
②今後新たなエキスパンションが発売された場合、どちらのサーバーで購入するのか

この2つの問題がややヘビー~カジュアルユーザーにとって大きな問題でしょう。私を含めたヘビーユーザーの意見はあまり参考にならないと思います。だってどっちでも困らないから。

そして、この問題に関しては結論づけるには早すぎます。それらは何一つ発表されていないから。だからもやもやした多くの人がツイッターなどでどちらのサーバーにするのか、果てはどっちがえらいのか、みたいな議論に発展しているのだと思います。

カード配布による現時点での会社の損益はユーザーにとって何の関係もありません。しかし、とりあえずカード配布という実弾になぜか感謝している人はブリザードの思惑通りに「Asia推奨だからAsiaでいいじゃん! ブリザードがここまで対応してくれたんだから!」と声を荒げたり、逆に両サーバーを個人の都合上プレイできない人は「NA!今までどおりみんなNA!」と言ったりすると思います。ここの部分は予想ですがなんとなくそうなりそうです(執筆は10/23の朝)。

今回の問題は個々人が今すぐどちらのサーバーでプレイするのかということではないのでは?

読んでいただいた方は、今後のハースストーンライフをどうしていきたいのかを考えるのが、今の段階では賢明だと思われます。